ストレートネックとは

生活習慣対策 ストレートネックとは?

ストレートネックとは、頸部への負担が継続的にかかる事によって起る、慢性系の悪生活習慣の一つです。
前かがみの姿勢を長時間求められるデスクワーカーに多く、サラリーマンの大半がストレートネックの予備軍であると考えられております。

ストレートネックは、名前の由来どおり、頚椎を守る首の骨がまっすぐな状態になってしまうことで、様々な悪生活習慣を併発する軽視出来ないものです。現代はパソコンによる作業など、同一姿勢での長時間に渡る作業が多くなり、また、タブレット、マートフォンの普及に伴い、1日中パソコンのデスクと向き合うデスクワークや移動中でもタブレットを利用するサラリーマン、継続的にスマートフォンを除いている老若男女が増えております。

同一姿勢を長時間保っていたような経験があるのではないでしょうか?

パソコン、タブレット、スマートフォンを使用する際には、必ず人間の首は前かがみとなり、自分の目線よりも低い場所にそれぞれを配置して使用していることが通常であると思います。

実はこれらを使用する際の姿勢(視線よりも低い地点にあること)が問題の要因として考えられております。これはどうしても前かがみの姿勢を長時間続けることに繋がってくるためです。この前かがみの姿勢の継続が、骨格へ変形をもたらす可能性を持つストレートネックの大きな要因のひとつです。

また近年では、スマートフォン、タブレット、ゲームの普及により長時間下を向いたままでいることで大人のみならず、子供にも見られるケースも増えております。

スマホネック・タブレットネック・ゲームネックなんていう俗称まで、当たり前に言われる時代になってます。

このストレートネックと呼ばれる頚椎への悪生活習慣は、広く認知されていないことから、発見が遅れる傾向にあることも事実です。

 

 

 

 

ストレートネックの症状について

ストレートネックになってしまうと、様々な首周りの悪生活習慣が発生してしまいます。

一般的には、「頭痛」などの症状を定期的に発症しはじめるのが通常です。この感覚とは、個人個人にとって大きく異なり半年ごとなど長期間に渡って自覚症状を継続的に確認するケースもあります。その為、発症直後の初期段階では、症状がたびたび治まってしまうケースも多くあることから、このストレートネック障害を発症していることを見極めることは困難とされています。

ストレートネックの症状

また、基本的な症状として見られる「頭痛」や「めまい」そして「肩こり」などの症状は、ストレートネック以外にも様々な要因が考えられる症状でもあります。

このように、他の障害との関連性のある自覚症状を伴う点や、一時的に症状が改善するように感じられる点が、この障害の見極めを難しいものとしている要因のひとつとも言えます。

自覚症状について

ストレートネックの特に多い自覚症状としては、頭痛 、肩こり 、吐き気、めまい、手の痺れ、自律神経失調症など、多様な症状が現れる事がストレートネックの症状の特徴です。
また、無意識状態において常に首が傾いた状態になっている場合は、ストレートネックの可能性が非常に高いと言えます。

 

 

ストレートネックの症状

 

 

増加傾向にあるストレートネックに関する放映

テレビ番組「NEWS ZERO」の特集

2015年11月10日のテレビ番組「NEWS ZERO」の特集

若者のスマートフォン使用時間が年々長くなる中、体に異常を訴える人が増えているという内容でした。

キャスター自身もスマートフォンのヘビーユーザーで、完全にストレートネック症状と判断されてました。

 

2015年8月22日 ホンマでっか !?TVフジテレビ

医療評論家:亀井眞樹による現代病のストレートネックを紹介されていました。

放映内容 : ストレートネックの原因

筋肉が少ない説
ストレートネックは、女性は男性に比べ、首の筋肉量が少ないから、女性の方が多いという見解でした。
男性でもデスクワークに従事している方など、ストレートネックすごく多いと感じられます。

 

パソコン・スマホ使いすぎ説

本来は前方に湾曲している首の骨ですが、現代では、パソコンやらスマホやら、前かがみで前をみることが多く、骨が「まっすぐ」になってしまう症状と紹介されてました。

パソコンの長時間使用による姿勢の悪化が特に考えられます。また、うつむいた状態でスマホ、タブレットなどを長時間操作する姿勢が、ストレー トネックの原因と言われていました。
確かに、スマホを持って、立って顎を突き出した姿勢は、よくないと考えられます。

 

ストレートネックが原因となって引き起こされる顎関節

顎関節とは?

顎関節を発症すると、下記のような症状が現れると言われております。

・大きく口を開けることができない

・顎に痛みの症状が現れる

・噛み合わせに違和感がある

・口を閉じようとしても完全に閉じた状態にならない

・口を開閉するときに、音がする

上記の症状は、顎関節の代表的な症状になりますが、顎関節の発症で現れてくる症状は、顎周辺だけに限られるわけではありません。身体全体に影響が現れてくることもあるのです。

顎関節は、決して軽視できません。これらの症状が現れているようであれば、すでに顎関節を発症している可能性がありますので、ストレートネックの発症も疑ってかかるべきです。

顎関節とストレートネックは非常に密接な関係にあるのです。

 

歯ぎしり・いびき等が見られるケース

首の傾きは無意識状態で発症しているため、これも自分で発見することは困難です。
もし、知人や友人に首の傾きを指摘されるようなことがあった場合は、ストレートネック症を一度疑ってみることが必要と言えるでしょう。

またストレートネックでは骨格の変形により筋肉が常時引っ張られる状態となるため、筋緊張による睡眠時の「歯ぎしり」や「激しいいびき」などを発症するケースもあります。前述した自覚症状と合わせて「歯ぎしり」や「いびき」などの症状があまりにもひどく現れる場合に関してもストレートネックの可能性を検討してみる必要があるでしょう。

 

歯ぎしりを引き起こす原因

  • 環境の変化や心理的ストレスが原因
  • 悪い歯並び
  • 成長や歯科治療、歯周病、老化、歯のすり減りなどその変化による噛み合わせの自然変化
  • 何気なく日中に発生している意識的歯の食いしばり等による神経の記憶障害
  • 顎関節や歯の擦り減り加速化

 

 

 

噛み合わせの善し悪しで身体は変化してしまうのです

身体は頭部と腰部の重心を支点として背骨と筋肉により直線的に支えられています。噛み合わせが悪いと頭部の支点がずれ、頸椎に歪みが生じます。

この歪みがやがて骨盤や背骨の歪みへと連鎖していってしまうのです。

 

背骨の歪みから起こる症状

肩こり・頭痛・耳鳴り・めまい・不眠症・内臓疾患・胃痛・喘息・背中痛・腰痛・下痢・便秘・冷え性・神経痛(膝の痛みや手足のしびれ)等々・・・

気になっている背骨や骨盤の歪み、もしかしたら噛み合わせから来る症状かもしれません!!

 

スマホネック ・ タブレットネック ・ ゲームネック若者で急増するストレートネック患者

長時間にわたってスマホやタブレット、ゲームを操作することで身体的な異変が発生することがあります。
その身体的な異変の一つが、ストレートネックと呼ばれる頚椎の障害です。

このストレートネック、実は10~20代の若者たちの間で発症する患者数が急激に増加しています。
なぜ長時間にわたってスマホやタブレット、ゲームを毎日続けるとストレートネックになってしまうのでしょうか?

それは・・・・

スマホネック

失われていく頚椎の生理的湾曲

頚椎を含む脊椎は、重量のある頭を支える筋肉を補助するサスペンションの役割を果たすためにS字状のカーブになっております。

このS字状のカーブを生理的弯曲と言うのですが、毎日長時間スマホを操作していると、その時の姿勢の問題から生理的湾曲が失われていってしまうのです。このように、生理的湾曲が失われた状態が、ストレートネックといいます。

当然のことながら、生理的弯曲がいきなり消失するわけではありませんし、スマホの操作も、最初は問題にならないでしょう。

しかし、その影響は少しずつ頚椎に及び始めます。ストレートネックは、少しずつ進行しますので、最初は異変に気がつかないこの方が多いのです。

 

同様に危険なパソコン・読書の姿勢

ストレートネックの危険があるのは、スマホやタブレットだけではありません。同じような姿勢を取ることになるパソコンの操作や読書もストレートネックになる可能性があります。

要するに、前屈みになって長時間の作業をする行為はストレートネックになる危険があるということです。同姿勢での長時間にわたる連続作業は控える必要があるということになります。

仕事では、やむを得ない場合もあるかもしれませんが、少なくとも休憩を挟みながら行いましょう!!

 

血液循環の悪化から耳鳴りの原因となる首こり

耳鳴りの原因となる首こり

皆さんも首がこることってありますよね。首は重量のある頭部を支え続けているわけですからね!!

人間の頭部は体重比で10%程度と言われていますので、体重が50キロの女性であれば、頭部の重量は5キロにもなってしまいます。

そして、首のこりという症状なのですが、実は耳鳴りの原因になってしまうのです。

オフィスワークをやられている方は、パソコンを操作する仕事が多いかと思いますが、パソコンを操作するようなデスクワークは、同じ姿勢での長時間作業ということになってしまいます。そして、この作業中は重量のある頭部を首だけで支え続けなければなりません。

このような仕事が首のこりと耳鳴りを起こしやすく、デスクワークの仕事を行っている方には、首こりと耳鳴りを起こしやすいのです。

では、なぜ首のこりは耳鳴りの原因になるのでしょうか?

血行不良に陥っている首周辺

首がこっているということは、首の周辺の血液循環が悪化した状態にあるのです。

首の血管は、頭部への酸素や栄養を届ける唯一の通路になっているので、この部分の血液の流れが滞ってしまうと、耳周辺にも酸素や栄養が充分に届かなくなってしまいます。

その結果として、耳鳴りという症状が現れてしまいます。つまり、首のこりは耳鳴りの原因になることがあるのです。

また、首のこりは他の部位にも影響が及ぶ可能性があります。例えば、頭痛、肩こり、腰痛などを引き起こす原因になります。

 

健康を左右する枕の存在!

ストレートネック・肩こり・首こりを防ぐおすすめの枕で快眠を!!

枕というものは、私たちの毎日の生活において必ず接することになります。

睡眠時にお世話になる枕、そんな枕ですが、実は人間の健康にも大きな影響を与える存在でもあるのです。
質の良い睡眠を取れるかどうかは、枕にも大きく影響されてしまいますので、ある意味健康に及ぼす影響は当然と言っても良いかもしれません。

合っていない枕を使っていたりすると、肩こりや首こりといったような症状が出てしまうことがあります!!

おすすめの枕で快眠を

就寝時の姿勢を左右する枕の存在

皆さんが活動時間帯に、心がけて良い姿勢を保つ努力を続けたりしても、就寝時に使う枕が合っていない場合、結局は悪い姿勢になってしまうわけです。
また、毎日ストレッチ体操を行って肩こりの予防に努めていたとしても、合わない枕を使うことで就寝時の姿勢に問題があったりしますと、やはり肩こりや首こりという症状が現れてしまいます。それほど、就寝時の姿勢も肩こりの予防や健康には大切なことなのであります。

それでは、悪い姿勢にならない枕とはどのようなものなのでしょうか?

枕というのは、当たり前のことですが、高すぎても低すぎても問題になり、枕の材質も快適な睡眠を確保するためには重要な要素になります。

家具屋さんなどで販売されている枕を拝見すると、マットレスなどの材質にもなっている低反発ウレタンフォームで作られている枕も販売されております。しかしながら、材質が低反発ウレタンフォームの枕は高さが変わらなかったりします。

人間の就寝時というのは、寝返りを打つので、頭部の高さは当然変化します。このような寝返りを打った時の高さの変化に、対応できない枕は、あまり良い枕とは言えません。

肩こりでお悩みということであれば、枕の専門店などで自分に合った枕を選びようにしたいものです。
できれば、枕のことだけではなく睡眠についても専門の知識を有しているピローフィッター等と相談しながら枕を選択できると、さらに自分に合った枕を手に入れることができるでしょう。

人生の1/3を過ごす睡眠

寝ながらにして自然に体の歪みを整える!!

私たちからのご提案。

それは、人生の1/3を費やすとされる人間に必須な睡眠時間を最大限に利用して、自身の身体の悩みを解決してしまいましょう!! というものです。今までの人生も、これからの人生も約1/3という莫大な時間を「睡眠」という無意識行動に我々は費やしてきましたし、これからも費やしていかなければなりません。

我々が生きていく上での必須行動が「睡眠」なのです!!

時間は止まってくれません、時間は増えてくれることも減ってくれることもありません。私たちに平等に与えられた1日24時間、もっと効率的に使い、睡眠の1/3、その他2/3に有効活用できる生活を今から初めてみませんか?

せっかくの「娯楽・仕事・勉強」等の時間を、辛く、苦しい時間で生きるのは今日限りで終わりにしましょう!!

 

人生の1/3を過ごす睡眠